製氷機で大失敗・・・

この頃、私は製氷機で氷を床にまき散らすという大失敗をしたことがありました。


相変わらず私の意思とは関係なく出てくる胆汁に私は手を焼いていました。

主治医の言う通り、スポーツドリンクをなるべく摂るようにしていました。

しかし毎日飲んでいると、さすがに『飽き』は来るものですね、汗をかいている訳でも無いので、余計にまずく感じるようになってしまいました。


そんな中、製氷機ではなく、妻が買って来てくれる氷(クラッシュアイス)が美味しく感じ、口直しのような気分でよく舐めていました。

氷(クラッシュアイス)をなめるとまた、スポーツドリンクを飲む事が出来ました。


そんなある日、妻に今度お見舞いに来てもらう時、また氷(クラッシュアイス)を買ってきてもらうように連絡をしておきました。


そしてお見舞い時・・・、妻は手ぶらで来ました。

「あれ?氷は?」

「お父さんごめんね。売切れで売っていなかったんだよ。今時期(3月)は、余分には仕入れないんだって。。。」

ちょうどこの時、スポーツドリンクにまた、飽き飽きしていたところだったので余計にガッカリ感じてしまいました。


・・・とそんな時ふと、思いつきました。

「そうだ!1階の売店横の自販機のところに製氷機があったような気がするぞ・・・。」

早速私達は紙コップを持って1階の売店横の自販機に行ってみました。


「あった!あったぞ!しかも50円だ。」

製氷機|肝臓がん末期闘病記(製氷機で大失敗)
↑これがその製氷機です。

私は嬉しくてニタニタしてしまいました。

入院している間はほとんど毎日来ている場所なのに今まで何で気付かなかったのだろうかと不思議に思いました。


早速、製氷機のフタを開けて紙コップを置き、50円玉を投入、


『ゴオォ~~』


ものすごい勢いで流れ落ちるように氷が出て来ました。

置いたはずの紙コップも氷の落ちてくる勢いで、どこかにすっ飛んで行ってしまいました。


夜の8時過ぎ、病院ですともうすぐ消灯時間です・・・、誰もいないフロアに氷の飛び散る音が響き渡っていました。


私も妻もどうする事も出来ず、あたり一面に氷が散らばって行くのをただ見ているだけでした。。。

氷が出終わった時、妻が言いました。

「お父さん、この氷、『氷枕用』って書いてあるよ・・・。食べられないね。」

確かに『50円』では安すぎますよね。。。


「でも氷舐めたいなぁ・・・。1つくらいだったら大丈夫だろう。。。?!」

「でももしもお腹でも痛くなったら大変だから止めておいた方が良いよ。」

「1つで良いから・・・、」


私は食べたい欲求を抑えきれず、製氷機のフタを開けました。

フタの中に残っていた氷がまたバッタバタと床に転がり落ちて行きました。


その音にまた二人でビックリしてしまいましたが、それでも私はフタの中に残っていた氷を1つだけ取り、サッと口に入れてしまいました。


たった1つの氷をなめるのに、あたり一面を氷だらけにしてしまいました。。。

しかしどうする事も出来ず・・・。


大人げ無いと感じながらも私達はその場から逃げるように立ち去り、病室へと戻りました。




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