病室に幽霊?オバケ???

病室で幽霊?オバケ?を見た事がありました。


病院での消灯時間は午後9時。

私はその日もいつものように消灯時間と同時に横になりました。


どの位寝ていたのか、何時だったのか良く分かりません。

ふと目が覚めました・・・。

目が覚めたのですが、両手両足が動きません。

動かそうとしても寝返りを打とうとしても身体全体が動きませんでした。

この時に限って病室は『個室』・・・、私は必死でもがきました。。。

身体は動きませんでしたが、目だけは動きました。


あたりを見回すと壁際に若い男が。。。

電気は消えているはずなのに何故かハッキリと確認出来ました。

とても痩せ細った男でした。。。


次の瞬間、その男が壁の上の方から方から私目がけてティッシュ箱を投げつけて来ました。

私はビックリして、身体は動かせないので必死で顔をよける仕草をしました。

『何をするんだよ!危ないじゃないか!』 声が出ないので心の中で必死で叫んでいました。


今度は白髪交じりの長髪の老人が出て来ました。

その老人は、見た事も無い大きな注射器を抱えていました。

しかもその老人は、天井からその大きな注射器を抱えて飛び降りて来ました。


痩せ細った男が私の身体を押さえつけ、老人がその大きな注射器で私を刺そうとしています・・・。

私は必死な思いで、跳ねのけました。

病室に幽霊?オバケ?


・・・急に身体が動きました。。。

私は立ち上がり、病室の電気と言う電気を全てつけました。

テレビもつけました。


その足で病室のドアを開け、廊下を見渡しましたがもちろん静かでした。。。

正直、病室に居るのが怖く、不気味な気配さえ感じてしまいました。

私は病室を変えてもらうよう、点滴台を押しながらナースステーションへ向かいました。

しかしその途中、ふと思いました。。。


『看護師さんにさっきの話しをしてもはたして信じてもらえるのだろうか・・・。いい歳をして、怖い夢でも見たのかと思われてもみっともないな・・・。』と。。。


私は考え直し、病室を変えてもらうのは明日お願いすることにして、今晩は我慢してあの病室で夜を明かす事にしました。

病室に戻ると、さっきつけたままの電気のおかげで明るい状態でした。


しかし私はやっぱりここには居られないと思い、お金とタバコを持って外の喫煙所へ行きました。

そこでコーヒーでも飲みながら朝を待つことに。。。


まだ夜明け前だと言うのに喫煙所には既に数人の患者さんがいました。

タバコを吸っている人、飲物を飲んでいる人、朝刊を待っている人・・・、いろいろでした。

でも私は『人が居る事』にホッとした気持ちでした。


私は一服しながら以前、娘が金縛りにあった話しをしていた事を思い出しました。

私は娘の金縛りの話しを聞いて「こんな科学が発展している現代の世の中にそんな事、ある訳無いだろう。」と失笑に近い事をしてしまった事を思い出しました。

この時の事は娘だけには絶対に黙っておこうと思いました・・・。

朝までの時間はとても長く感じられました。

寝不足気味でもありました。


朝方、点滴が終わりそうだったので、しかたなく病室に戻りました。

病室に戻る途中、ナースステーションの前を通ると私の担当の看護師さんの姿が見えたので私は恥ずかしながらも昨晩の出来事を伝え、病室を変えて欲しいと話しをしました。


その会話の中でちょっと気になったことが・・・。

「あの部屋は何かおかしいですよ。」 と私が言うと

「エッ?!やっぱり。。。」との返答。

おかしいですよね。


「分かりました。婦長が来たら話しておきます。」看護師さんは言いました。


その後私は病室に戻り、嫌だけどテレビを観ていました。

しばらくするとその看護師さんが来て、部屋を移っても良いとの事。

私は早々に荷物の整理をして、妻にも病室が変わる旨、連絡をしました。

何となくホッとした気持ちでした。。。


次のページへ    42:せっかく病室を移動してもらったけど…



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