生まれて初めての手術が【経皮・経胆・胆道ドレナージ・ステント挿入手術】

肝臓がんの治療がいよいよ始まりました。

その治療とは、身体に溜まった胆汁を出す手術を行うことで、『経皮・経胆・胆道ドレナージ・ステント挿入手術』という難しい名前の手術でした。

忘れもしません・・・、
入院して3日目、2004年(平成16年)3月5日の事です。


この手術が私にとって生まれて初めての手術でした。
肝臓がんの腫瘍が胆管を圧迫していて、胆汁の流れを止めてしまっていたため行われました。

同意確認書

 ↑その時の説明・同意確認書

担当の先生の説明では、この手術をする事により、黄疸の症状も改善されるとの事だったので初めての手術で不安はありましたが、それはそれでとにかくかゆみが少しでも治まってくれればと思いました。


手術室に入り、麻酔をし、手術が始まりました。術中、私はとにかく無事に終わる事だけ願っていました。

手術が終わり病室へ。


自分の身体を見てみると、わき腹から透明な細いチューブが出ていました。

『経皮・経胆・胆道ドレナージ・ステント挿入手術』胆汁を体外に出すためのチューブ

※チューブが入っている写真はこの1枚しかありません。。。
今現在でもこの手術痕が残っています。



チューブの中は、赤みがかったオレンジ色の液が流れていました。

手術直後だったため、血が混じっていたのかもしれません。

その後、赤みがかっていた液体は、ビールのような、キレイな黄色に変わって行きました。


手術から数日後、私はタバコを吸いに外の喫煙所へと向かいました。

3階の病室から1階までエレベーターに乗ります。

そのエレベーターの鏡に映った自分の姿・・・、今でも忘れられません。

チューブから流れる胆汁を入れる容器を付け、点滴をぶら下げた点滴台を押していました。


情けないと言うよりは、とんでもなく大変な事になってしまったと言う方が素直な気持ちだと思います。


私はとても複雑な気持ちになってしまいました。

『これから私はいったいどうなって行ってしまうのだろう・・・。』


全く先が分からない大きな不安を感じていました。




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