主治医への不信感が募る

私はこの頃、主治医に対する不信感が募っていく一方でした。


2度の緊急入院、突然の脱水症状・・・、それまで不思議に思っていましたが、主治医から答えをもらった事で体調不良・脱水症状の原因が造影剤の副作用である事を確信出来ました。

でもそれらの原因が造影剤の副作用である事が確信出来、正直、少しホッとした気持ちもありました。


それは、何と言っても【肝臓癌の進行】によるものでは無かった事が判明したからです。

いくら調子が良くなって来ているとはいえ、私は末期ガン患者です。

何か少しでも体調不良があるとこの時期はどうしても【癌】と結びつけて考えてしまっていました。


それはそうと、体調不良の原因が分かった以上、これからまた、少しでも早く『自分なりの食事と健康食品』の(闘病)生活に戻りたいと強く思いました。


しかし、食事はおろか、水分の摂取すら主治医から止められています。

と言う事は、健康食品すら飲む事が出来ません。

何とかしなければと焦っていました。


私の脱水症状は点滴治療を受ける事で2,3日で回復しました。


私は何の気なしに1階の待合室にあった冷水機で口をゆすいでみました。

大丈夫そうだったので、何度か口をゆすいだ後、冷水を飲んでみました。

もちろん何でもありませんでした。

何故私に水分摂取禁止の指示を出しているのか、私には理解が出来ませんでした。


妻がお見舞いに来てくれた時、主治医に造影剤の入れ過ぎの疑問を聞いてみた事を話しました。

「やっぱり造影剤の入れ過ぎが原因だったのね。今度の主治医は何を考えているのか良く分からないよ。食事もダメ、水分もダメって。体力をつけなければいけない大事な時期なのに・・・。」

「さっき試しに冷水を飲んでみたんだ。先生は口をゆすぐくらいは良いが飲んではダメと言っていたけど、もう30分は経つかな・・・、何でもないよ、大丈夫だよ。」


私も妻も主治医に不信感を抱くようになっていました。


その翌日、水分摂取の許可が出ました。

私は妻に連絡をして、健康食品をクーラーバッグに入れて持ってきてもらうようにお願いしました。

『これでやっと肝臓ガンと闘える。。。』


それと同時に窓際のベッドが空いた事で私は窓際のベッドが空いている部屋に移動になりました。

窓際で外を眺められる事で、私は気分も一新出来たような気持ちでした。


しばらくして主治医が血液検査の結果を持って私のところに来ました。

「これを奥さんに見せて下さい。笹野さん、カリウムの数値が『7』になると普通の人は死んでしまいます。

そう言って病室から出て行きました。


主治医と入替のタイミングで妻がお見舞いに来てくれました。

急な病室移動で私はまだ妻に病室を移動した事を連絡していなかったので妻は私がまた急変したのでは?と心配させてしまったようでした。


この時は少し怒っているようでした。。。


次のページへ   58:いつ『終わっても』おかしくない体調でした。



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