主治医への不信感

***** 1999年(平成11年)4月 *****


兄が入院してから2週間近く経ちました。

私は兄と手掛けた車の塗装(オールペイント)が終わった事を話しに病院へ行く事にしました。

私は病院へ向かう車の中で、『これで兄もホッとしてくれるだろう。』と思っていました。


病院に着き兄の病室に入ると世間話もそこそこに、私は兄にその件を話しました。

兄は仕事の件については喜んでくれたものの、すぐ私に言いました。


『なぁ、毎日点滴ばかりでこれからどんな治療をするのか先生に聞いてきてくれ。』

兄が胃ガンの末期だという現実を知っている私は戸惑いながら兄の担当医がいる、ナースステーションに向かいました。


先生と合うなり私は兄との経緯を先生に話しました。

先生は困った様子で私に言いました。


『弟さんからお兄さんに胃がんの告知を伝えて欲しい。』と。

『何言ってるんですか?!今さら兄に胃ガンだなんて言えないですよ!
先生、何か他に治療方法は無いのですか?』


『ん~。治療法はありません。』


先生は医学書みたいな書籍を取り出しペラペラとページをめくりながら言いました。

兄の疑問・質問に何とか答えてあげたいとわざわざ先生に相談に行ったにもかかわらず、『治療法はありません。』の一言で終わってしまいました。


私の中で、主治医に対する不信感は一気に高まりました。
私はそのまま兄のいる病室に戻る事は出来ず、しばらく待合室の椅子に座り、兄にどう話しをしたら良いのか考えました。

8:転院を考える


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