10円玉大の肝臓癌が3つ消えた…

入院してから数日後、CTによる検査の日が9月30日(平成16年)に決まりました。


それから約半年前の2004年(平成16年)3月19日、
「カテーテル手術はしましたが、静脈のそく栓術は出来ませんでした。
進行性の肝臓癌のため、このまま抗がん剤治療を行ったとしても
ご主人の命はもって『3ヶ月』でしょう。」


妻は主治医から余命3ヶ月の宣告を受けていました。。。



それから半年が過ぎました。

長いようで短いような半年、様々な事がありました。

家族が進めてくれた肝臓移植を断り、偶然出会えた免疫賦活食品(健康食品)、
ちょっとした甘い考えから検査を受け、その副作用に苦しんだ脱水症状・・・。

でもです・・・、でも一番怖い『肝臓ガン』の進行はそう感じないで過ごす事が出来ました。


・・・と言う事は、肝臓がんの進行にブレーキがかかっていると言う事なのか・・・。


私も妻もとにかく
『今現在は、【肝臓癌】がどうなっているのか?』
それがとても知りたい気持ちでいました。


 

検査は特に何もなく無事(?)に終えました。

検査の結果はその日の夕方に主治医から説明があると聞きました。


私は夕方が待ち遠しい気持ちでした。

もちろん不安も大きくありました。

でも自分の身体の『本当の事(状態)』を知りたい気持ちがとても強くありました。


 

そして夕方、主治医から説明があると看護師さんに呼ばれました。

妻も早々に来てくれていたので私と妻は案内されながら主治医が居る部屋へと向かいました。


 

部屋に入ると主治医は私達と少し会話をした後、CT画像をバシッとはめました。

部屋の空気が一瞬、凍りついたような重さを感じました。


主治医が説明を始めました。

「これが笹野さんの肝臓癌です。
これを見る限り、胆管をふさいでいる大きなガンは大きくなっている訳でも
小さくなっている訳でもないようですね。。。」


そう言った後、主治医は更に首をかしげながら言いました。


「以前に撮った笹野さんのCT画像と比べてみますと、
右の肝臓にあった3つの10円玉位の大きさの癌腫瘍が、
3つともほとんど消えているみたいですね。」 


「お父さん!癌が消えているって!!」妻は小声で私に言いました。


 

右側の肝臓に出来ていた3つの10円玉大の腫瘍がこれまた3つとも消えているとは・・・?!


癌が消えるなんて言う事はある意味『ありえない事』ですから主治医も不思議そうに首をかしげていました。


 

主治医の部屋を出た後、妻は嬉しそうに言ってくれました。

「お父さん、ついにやったね!
『栄養バランスの食事』と『健康食品』・・・、大変だったけど信じてやってきて本当に良かったよ。
胆管をふさいでいる一番大きな癌も、更に大きくなっていないって事は
ガンに『ブレーキ』がかかったって事だと思うよ!
このまま『栄養バランスの食事』と『健康食品』を続けて行けば、
それもきっと消えるよ!一緒にもうちょっと頑張ろうね!
でも本当に嬉しいよ。。。」


そんな妻の言葉に私はとても励まされました。


健康食品は健康食品でお金もそれなりにかかりました。


でも、『肝臓移植』と比べると、それこそ【天と地】くらいの差があります。


でももっと思った事は『肝臓移植』を受けないことで
妻の身体に何もしなかった事が何より嬉しく思っていました。


これは夫婦なら理解して頂ける事かと思います。

私は妻の身体に傷をつけて、体調を不安定にさせてまで
肝臓移植に踏み切る気持ちにはなれませんでした。

それならそれで自分が『終わっても良い』と思いました。


「3つも癌が消えたって凄い事だよな?!
でもそれより何より、お母さんの身体が、無傷でこうなれた事が本当に嬉しいよ。
栄養バランスの食事と言うより、健康食品はそれなりにお金がかかっているけど、
安い車を1台買ったと思えば本当に安いものだよな。
その位だったらまた元気に仕事をして、どうにでもなるからな!」



「そうだよね!お父さんが元気になってもらわないと
私は食べて行けないから(笑)・・・。」


そんな冗談まで出る位、嬉しいひと時でした。。。



 




 

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