3ヶ月ぶりの退院・ワカサギ釣りへ

思いもよらぬ薬(生食水)の副作用で入院してから3ヶ月が経ちました。

私の入院歴の中でもこの時が一番長い入院期間となりました。


ある日の回診時、
「笹野さん、僕はこのまま入院してもらっても構わないのですが、
病院の規則で基本的に3ヶ月以上の入院は出来ないので
一旦退院してもらって様子を見る事にしましょう。
でも、少しでも体調がおかしいと感じたらすぐに病院に戻って下さいね。」


そんな理由で私はやっと退院することが出来ました。


もちろん退院後も毎日、病院へ通って点滴を受けていました。


点滴は数時間かかるため、
良く病院に置いてある雑誌を借りて読んでいる事が多かったのですが、
ある日借りた雑誌の中に
近所でワカサギが釣れる人工湖が紹介されていました。


私は入院生活から解放されたばかりだったのもあり、
リフレッシュを兼ねてワカサギ釣りに行こうと家に帰ってから妻に話してみました。


妻も賛同してくれ、早速次の日曜にまずは見に行ってみようと言う事になしました。

この時は都合がついた長男と孫、末娘も一緒に行きました。


私は久々のドライブで気分は爽快、孫達も嬉しそうでした。


ワカサギ釣りの人工湖に着いたのは午後3時頃でした。

その時間帯でも多くの人がいました。

ワカサギ釣りをした人工湖|肝臓がん末期闘病記↑ワカサギ釣りの人工湖。その日はもっと多くの人達がいました。


 

私達は湖の周りを歩きながら、釣りをしている方々の様子を見てみました。

「どうです?釣れましたか?!」

「ええ。今まで来た中で今日が一番釣れたかな。」


いっぱいのワカサギを見て孫も大喜びでした。


「あんなに釣れるんだったら今度は竿を持って来よう!」


早速今度の日曜日に来ることに決めました。


その帰りの車の中では、さっき見せてもらったワカサギが
自分たちも同じように釣れた気分で
「○○にして食べよう!」とか
「△△にして食べるものきっとウマいぞ!」と
話しばかりが盛り上がっていました。。。


 

さて、私には実に『20年ぶり』となるワカサギ釣り。

私は次の日曜日までの1週間、
病院での点滴が終わると帰りに釣具店に立ち寄る事が多くなりました。

 

この『準備期間』が何とも楽しい。。。


とりあえず2人分の釣り道具を買い、
釣竿の先が更にしなやかになるように、小細工を施しました。

小細工を加えたワカサギ釣竿↑これがその時、小細工を施した釣竿です。

私はこの1週間、そんなこんなで夢中になり、
ストレスなどどこかに吹き飛んでしまったようでした。


 

そして待ちに待った日曜日。ワカサギ釣りは娘と2人で行く事になりました。

朝6時半ごろ家を出ました。

今回は留守番となる妻に
「天ぷらの用意して待ってるからたくさん釣って来てね~!」

冗談交じりな言い方で送り出してもらいました。


 

湖に到着すると、もう多くの釣り客でいっぱいになっていました。

私と娘は空いている場所を見つけ、
持ってきた座布団を敷き、早速糸を垂らしました。


『シーン・・・。』

『アレ・・・?』10分、20分と時間が過ぎても竿は全く動きません。


「おかしいな・・・、ちょっと他の人の様子を見て来るよ。」


私は娘に伝え、周囲を歩いてみました。


ほとんどの人が、全く釣れていないか、釣れていてもほんの数匹と言った状態でした。


『先週はあんなにみんな釣っていたのに。。。』


昼になり、昼食後、場所を変えてみましたがやっぱり釣れません。


 

私は悔し紛れに近くの釣り客に話しかけてみました。

「先週は結構釣れていたみたいですけど、今日はなんでこんなに釣れないのですかね?」

「ワカサギの産卵期に入ったのかも知れませんね。。。」


 

思いもかけない言葉でした。

ワカサギの産卵期には全く連れなくなるとの事でした。。。


 

結局この日の成果は『0・ゼロ』。。。


娘と2人、しょぼんとしながら家に帰りました。。。

家では妻がニタニタしながら「どお?釣れた?!」と。。。


もう笑うしかありませんでした。


 

それからしばらくしたある日、皆でスーパーへ買い物に行く機会がありました。

しばらく店内を歩いていると、少し離れたところで娘が私を呼んでいました。

行ってみるとそこにはワカサギが売られていました。


山かけ盛りで1皿『500円』でした。。。


私はと言うと、釣竿代+(入漁料金×2)=約20,000円也。。。


しかも【成果0・ゼロ】・・・(汗)


 

それなりに楽しませてはもらいましたが。。。


良い思い出になりました。



 

 





 

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