肝臓移植を断りに大学病院へ

肝臓移植のための入院を断ってから、
大学病院へ行って直接先生と話しをするまでの約1週間、
私はどう過ごしていたのか正直、良く覚えていません。。。

癌にブレーキがかかっている事を確実にするため、
毎日ひたすら、妻が作ってくれる栄養バランスを考えた食事を中心に
健康食品、野菜ジュースを摂り続けていました。


その頃、体重は45キロ前後でした。

黄疸や下痢の症状などは治っていたものの、
身体のカユミは続いていました。




そしていよいよ大学病院へ行く日が来ました。

直接先生と合って肝臓移植を断るためです。

当日は体調も安定していました。


『もしかしたら、肝臓がんの進行にブレーキがかかったのかも知れない・・・。』


そう思い始めていた時期でもありました。

そんな【後押し】もあり、私の中で肝臓移植を断る事に迷いはありませんでした。




朝、妻と一緒に車で大学病院へ向かいました。

その日も駐車場は大混雑していました。

前回来た時と同じあたりに車を停め、また同じように少し長い距離を歩きました。


 

『お父さん!この前ここに来た時とずいぶん違うね!歩き方も調子が良さそうだよ!』


 

自分でもそう思っていましたし、感じていました。


もちろん、この時でも『ガンにブレーキがかかったかも?!』と言う程度で
治ったとかではありませんでしたから、
それ相当の辛さ、疲労感はありましたが。。。


ただ、前回来て歩いた時よりは確実に楽に歩けていました。




受付を済ませ、待合室へ。

待っている間も前回より確実に楽な体調でした。


 

体調が楽な分、いろいろな事を考えてしまいました。

先生を目の前にして肝臓移植を直接断る・・・、内心緊張していました。


隣りに座っている妻もどことなく、落ち着かない様子でした。


 

そしていよいよ名前を呼ばれ、診察室へ。

私の歩き方を見て、先生も少し驚いた様子でした。


前回は、『やっと歩いている…』レベルでしたので
それに来ればれば大きな違いだったと思います。


 

「先生、肝臓移植の手続きは済ませているのですが
その後、友人に紹介された健康食品を飲み始めたところ、
こんなにも身体の調子が良くなってきて自分でも驚いています。
なので、ご迷惑をおかけしますが
肝臓移植はお断りしてこのまま様子を見たいと思っています。」


私は意を決して先生に肝臓移植を断る旨、先生に伝えました。


先生は少しがっかりしたようにも見えました。




私は続けました。

「先生、ご迷惑ついでに一つお願いがあるのですが、
このまま様子を見ていく中で、もし私の体調が悪くなってしまった時、
こちらの大学病院へ来るのには、時間もかかり家族も大変だと思いますので
私のカルテなどは、前に入院していた病院に返送して頂けるとありがたいのですが。。。」


 

「分かりました。対応させて頂きます。」

先生は受けてくれました。


私と妻は先生に頭を下げ、診察室を出ました。



 




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