急変・・・、激しい寒気と震え

主治医は自分の外来診察が終わると、私の様子を見に来てくれました。

「笹野さん、またもし止まるような事があったら看護師に伝えて下さいね。
ここにいる看護師はベテランさんですから、
生食水の処置はすぐ出来ますからね。」
主治医は私の安定している様子を見て、また出て行きました。

最後の点滴も終わり、看護師さんに針を抜いてもらいました。

容器の中の胆汁には白いカスのようなものが点々と見えていました。

良く見るとチューブの中でも白いカスのようなものが
動いたり止まったりしていました。

それを見て、私はまたすぐに詰まってしまっては困ると思い、
自宅に戻る前にもう一度だけ生食水の処置をしてもらうよう、
看護師さんにお願いをし、処置してもらいました。
結局この日だけで【4回】処置してもらいました。

 

会計を済ませ、外の喫煙所で妻が迎えに来てくれるのを待っていた時でした。

ベンチに座っていた私の脚が何故か急にガタガタと震えだしました。
普通ではない自分の震え方に私はタバコを消し、
自分の手で震えを止めてみようと試みましたが震えは強くなるばかりでした。

少し経つとこれまた普通でない『寒気』も襲って来ました。
『変だ・・・、一体どうなってしまったのだろう。。。』

 

ちょうどそこに到着した妻は私を見てビックリしていました。
『どうしたの?』

『わからない・・・、突然震えと寒気に襲われたんだ。』

『診てもらった方が良いよ。』

『大丈夫。帰ろう。』

 

この時はまだそれほどでもないと考えた私は妻の車に乗り込みました。
しかし、震えと寒気は酷くなるばかり。。。

車のヒーターを全開にしてもらいました。

 

この日は決して寒くはない日で、妻は半袖の服を着ていました。

妻は妻で大変な思いだったと思います。。。

「やっぱり病院に戻って診てもらおうよ。」

「でももう、主治医も他の先生も帰っちゃったよ。
家に帰って寝ていれば良くなるよ。。。」

 

・・・と言っているのも束の間、私の震えと寒気は
車のヒーター程度ではどうにもならなくなっていました。
しばらく我慢していたのですが、もう耐えられなくなり
「悪いけど耐えられそうに無い。ごめん、もう一度病院に戻ってくれ。。。」

 

病院に着いた時には私は自力で車を降りて歩ける状態ではありませんでした。
妻は人を呼びに病院内へ走って行きました。

 

すぐに看護師さんが車いすを持って駆け付けてくれました。

手を借りやっとの思いで車いすに乗り、そのまま応急室のベッドに運ばれました。

あの造影剤の副作用の時と全く同じ症状
電気毛布の上に何枚も毛布をかけてもらいました。

とにかく寒くて寒くて。。。

 

しばらくして寒気が少し落ち着いたところで
私は病院の救急車に乗せられ入院病棟に運ばれました。

この時もベッドに空きが無く、
ベッドが空くまで救急処置室で治療を受ける事になりました。

 

 

 

 

 

 

サブコンテンツ

克服後の日常生活を徒然に…

余命3ヶ月の宣告から克服までの末期がん闘病記

■お待ちしております。

◆メールはこちらです。◆
ご意見・ご感想・ご相談のメールを一日数件も頂けるようになりました。
多くの方に読んで頂けてとても嬉しく思っております。

私の経験がお役に立つのなら分かる範囲でお応え致します。
お待ちしております。

◆メールはこちらです。◆

実兄の闘病記(胃がん末期)

1999年(平成11年)7月に胃がんの末期で亡くなってしまった私の実兄の闘病生活を記憶の限りお伝えします。

実兄の闘病生活(胃がん末期)


デザイナーフーズリスト(ピラミッド)

TV出演させて頂きました

2013年10月26日(土)、【生きるを伝える】(テレビ東京)に出演させて頂きました。

TV出演の様子はこちら

末期がんからの生還     (販売終了)

■闘病記はこちらから!

約1年半にわたる、私の闘病記はこちらからご覧下さい。

闘病記時系列年表


このページの先頭へ