思いがけない退院

バルーン手術後の造影剤の副作用では本当に大変な思いをしましたが、
それでも日一日と良い方向に向かっているように感じていました。


しかし血液検査の結果はかなり悪くなっていました。

造影剤の影響は明らかでした。


【GOT】 68 → 188

【GPT】 66 → 191   短期間でこんなに変化していました。


43-1

↑血液検査結果です。(クリックで拡大)


 

血液検査結果だけ見ると相当悪そうなのですが、
体調はだんだんと良くなっていたのでそれが気持ち的にも大きな救いでした。


 

そんなある日の昼頃、主治医が私のところに来て言いました。


「笹野さん、体調も安定してきたようですから、
今日にも退院して良いですよ。」


「本当ですか?!ありがとうございます。
迎えに来てもらう妻の都合もありますのでこれから連絡を取ってみて
その都合で決めさせて下さい。」


「分かりました。決まったら看護師さんに伝えて下さい。」


 

突然の退院、私はとても嬉しく思いました。

この時の入院では、前回お伝えしたように、ちょっと苦手な患者さんも
いたので、余計に嬉しく思いました。


早速妻に連絡を取り、その日のうちに退院出来る事が分かると
その旨看護師さんに伝え、私は早々に身の回りの整理をして帰り支度を始めました。


その後また主治医と話しをして、
退院1週間後の診察を予約しました。


妻との約束時間が近づき、私は看護師さん達にお礼を言って
1階に降り、妻が来るのを待っていました。


妻が到着し、私は病院を後にしました。


 

今回の入院では本来の目的(わき腹のチューブが外れること)は達成出来ませんでしたが
それでも、あんな大変な思いをしたのにこうやって『生きて』帰れることが
何より嬉しく感じていました。


前向きにまた1からやり直そうと考えていました。




我が家に到着すると、真っ先に愛犬の『ハナ子』が私を出迎えてくれました。

 

ハナ子

↑ハナ子です。私がいつもこうやって『ライオンカット』にしていました。
ハナ子は数年前、[家出]をしてしまいました。。。


いつもだったら私にジャレつくのですが、
ハナ子も分かっているようで、この日は静かに私を迎えてくれました。


 

その後おふくろも家から出て来ました。

「チューブは外れなくても、生きていられるだけ良いと思わないとね。」


私に言いました。


私も妻もその言葉に何とも言えませんでした。



 

 




 

 

 

 

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