『オバケ?』体験は本当でした…

この時の入院は、私が意識を失い倒れてしまったことで主治医もかなり慎重になっていました。

脱水症状が懸念される胆汁の出る量も『3,000cc/日』と
決して油断出来る状況ではありませんでした。

私は時々主治医に退院の話しをしてみましたが、
この時ばかりは主治医もなかなか首を縦にはふってくれませんでした。

 

10月中旬、天気が良い日には病室の中にいるより外に居る方が気持ち良い季節、
私はやっと主治医から退院の許可が出ました。

退院当日となる翌日の朝、私は朝食を済ませた後、
早々に外のベンチに腰掛け、妻が迎えに来るのを待っていました。

しばらくすると妻が病院に到着しました。

「コーヒーでも飲んでから帰ろう。少し休んでいきな。」

 

私は妻に缶コーヒーを渡し、一緒に飲みながら雑談をしていました。

その時の事でした。。。

私達と少し離れたところで座っていた患者さん数人が話しをしていた内容がふと耳に入って来ました。

聞き覚えのある話しの内容だったので
少しの間、聞き耳を立てていると
その内容はなんと、以前私が入院していた個室で体験したあの、『怖いオバケ体験』の話しでした。

「あそこの人達、オレが前に経験した事とほとんど同じ事を言っているよ。」

 

私達は興味深く、その人達の話しを聞いていました。
「あの部屋は何か変だよ。なんかおかしいよ。」

その話しをしている患者さんは体格が良く、一見怖そうな感じで
普通の職業ではないイメージの方でした。

そんな感じの方がしきりに怯えるように訴えている姿が
何とも言えませんでしたが、おそらく同じ経験をした者として、その気持ちは良く分かりました。

しばらく聞いている内に、つい私もその方達に話しかけていました。

「私もたぶん、その同じ病室で同じ経験をしました。
金縛りにあって、本当に怖い思いをしました。」

「ほらみろ!オレが言っている事、嘘じゃないだろ!!」

「早く違う病室に移った方が良いですよ。私もそうしましたから。」

 

その方は終始、興奮気味に話していました。

私は挨拶した後、妻と一緒に車に乗り込みました。

「な!オレの話し、本当だったろ?!夢じゃないんだから!」

妻は笑って聞いていましたが、やっと何となく信じてくれたようでした(笑)。

あの恐怖は今でも昨日の事のように覚えています。。。

 

 

 

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