乳がんについて
私は関東地方に住む、『さくら』と申します。
約10年間に渡る、乳がんと言う病いとの関わりの中で
私自身の乳がん闘病生活が
1人でも多くの方の生きる力になればと言う思いから
闘病記を書く決心を致しました。
治療やお薬などが目覚ましい発展をする中、
年々、『乳がん』と診断される方は多くなりつつあるように思えます。
またテレビなどを見ていると、
乳がんの年齢層は以前よりも下がって来ていて、
若い女性に増えているような感じもします。
乳がんの患者が多くなりつつある現状にも関わらず
乳がんに対する画期的な治療法と言うものが未だ確立されていない事に
10年も前に患った患者として、とても残念に思います。
乳がんと私
約13年前の1995年、私は乳がんと診断されました。
10時間以上の時間をかけ、
一度に両方の乳房を失う事になりました。
手術後も肉を削られむき出しになった薄皮一枚の助骨や 両脇のリンパ節を切除した痛みから何日も眠れない日々を過ごしました。
その後のリハビリもとても大変でしたが
自分なりには、がんの悪い部分を取り除いた事で、『これでやっと治った』と安堵し
日を追うごとに痛みや苦痛からも解放され、平常に暮らせるようになって行きました。
しかし、乳がんの大手術から5年が過ぎた2000年、
ある日突然、身体の異変が私を襲いました。
今までに経験した事が無い程の身体の異常な疲れを感じるようになったのです。
最初は歳のせいかとも思い、何とか頑張っていましたが、
時間が経つにつれ、動けない程の状態にまでなってしまったため急遽、病院へ。
診察の結果は、【乳がんの再発】です。。。
私は思いもよらぬ医師の言葉に我が耳を疑いました。
途方に暮れました。
全部悪いところを切除したはずの『乳がん』が
何故再発するのか・・・
あの、両方の乳房を失った思いと痛みとの闘いは一体何だったのだろうか・・・
これは経験した人でなければ分からない痛み、そして苦しみだと思います。
それでも私は乳がんと闘い続けました。
死にたくない一心で乳がんと闘い続けました。
今現在、お陰さまで私はこうして普通に暮らしております。
私の闘病記が、同じ病いで苦しんでいらっしゃる方の生きる力になれば幸いです。

